#コロナに負けるな!
4月7日に発令された緊急事態宣言から20日。
じわりじわりと影響が出てきている感じがします。
つい先日、同僚が、ものすごく機嫌の悪そうな顔をしていました。
仕事で何かあったのかなぁーと思い、声をかけると、ものすごくストレスを感じているけど、特に何か特定の原因があってのことではない、と。
常に子供たち(その同僚は3人の男の子がいます。)が家にいて、全く言うことをきいてくれない、その度にイライラして仕方がない。
「もう、コロナで家庭崩壊ですよー。」と。
別の、近所の友だちには、バッタリ会ったときに2時間ぐらいおしゃべり。
「最近、家族としか話していなかったから、本当に本当にストレス発散になった!!」
わたしは病院勤務(非コロナ病棟)ですが、緊急事態宣言が出てから、特別な場合を除いて基本的に面会は禁止しています。
「特別な場合って、どの程度?」
SNSやメディアでも、ネガティブな発言にたくさん触れます。
今、何を思って、どう折り合いをつけるのがいいのかなぁー、ということを考えてみました。
何となくこうしたほうがいいなぁー、とぼんやり思っていることは、一度、言語化するとすっきりするし、自分の方向性が定まる気がします。
少し時間をかけて、腰を据えて、考えてみた方がいいなと思いました。
最優先事項。コロナに感染しないこと。
湧き上がるいろいろな感情はいったん横に置いといて。
冷静に。
今、一番大事なのは、コロナに感染しないことです。
まずは自分。
そしてもしも、自分に感染のリスクがあれば、周りの人たちに拡げないこと。
これが、今とるべき行動に反映されていくと思います。
次に考えるべきこと。自分の得意なこと。自分の専門分野でのこと。
わたしは、NICU病棟の看護師です。
非コロナ感染病棟、入院している赤ちゃんたち、そのご家族、働いてるスタッフをコロナ感染から守るのが最優先事項です。
そこを押さえつつ、入院している赤ちゃんたちが安全に入院生活を送り、無事におうちに帰れるように最善のケアを考えていくのが仕事です。
それ以上も以下も、今はありません。
わたしの仕事は、お父さんやお母さんに面会制限をするのがつらい、という感情をまずは置いといて。
赤ちゃんを、赤ちゃんの家族を、一緒に働いているスタッフを、コロナ感染から守るのが最優先、と考えると、今、何をすべきなのか、どう行動するのが最善なのかが、すっきりとわかってきました。
目にするネガティブだったり、自分とは異なる発言について
つい、意見したくなったりするんですよねー。
↑
こんな意見とか。なんだこれ、って思っちゃう。
PCR検査をもっとやれ、いや、やるのは反対だ、とか。
医療者だけど感染の専門家ではないし、わたしのにわかな知識での意見は、たとえ発言者さんに届かなくても、攻撃してることにもなりうるかなーとも思います。
間違いなく、わたしの問題ではないはずです。
スルーです。
ただ。
こういう意見も、大事なところでは大事なんだろう、とは思います。
価値観の違い、見つめるところの角度の違いは意識します。
いろんな意見はある。否定はしない。でもわたしの重要な問題ではない。
そんな風に感じるようにしていると、共感することはなくても、「なるほどな」と思うことはあります。
イラつく気持ちの本音はどこ
自粛生活だったり、経済的なことだったり、今回のコロナ関連でのいろいろなことの急激な変化は、イライラの原因になったりしているところだと思います。
冷静に、自分が解決できる問題に集中します。
自分の力でコロナを治めることはできません。
今は自粛して、コロナに感染しないことが優先です。
さて、どうしましょう。
何が問題なんでしょう。自分が自分の力で解決できることって何だろう。
これを時間をとって、たとえば紙に書き出してみたりしながらゆっくり考えるだけで、少し、気持ちが落ち着くかもしれません。
この本、こういう時に読むといろいろ学ぶことがあります。
子どもにイライラしている同僚にはプレゼントすることにしました。
#18 50代おばさんの日常/メモと仕事と家事と、今日は読書
わたしの日常。特別なことは何も起こってません。笑