まだ何も成し遂げてないおばさんブログ

おばさんだけど日々目標に向かって動きます!

【本004】50歳からの個人起業でもう一花咲かせたいときに読む本:本気で真似したら…かなり凄くなる

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シニア起業するつもりでいます。

 

このブログを始めた日にも書いたことですが、自分は「まだ何も成し遂げていない50歳」「今まで充実感が今一つ」「まだまだ頑張りたい、何とかしたい」「50歳からでも何かまだできる、やればできる」と思っています。

 

今、何をしたらいいのか本に知恵を借りようと思って、"起業" "50歳"で検索して見つけた本です。

 

この本、すごくよかった!!!

著書さんの体を張って時間をかけて辿り着いた知恵が、惜しみなく丁寧にまとめられてます。

 

よく見つけた!Kindle便利。

 

 

 

 著者の白川博司さんとはどんな方か

 

shirakawahiroshi.jp

 

もともと、作家のような、物を書く仕事がしたいと思っていた。(20代)

出版社に入るのが近道かと思ったが、そんなに簡単に入れる業界ではなく、それなら出来上がった本が並ぶ書店で、本に接しながら、物書きになる準備を始めればいいのではないかと思った。

大手書店に入ってしまうと、日々業務に追われてしまって自由な時間が無くなるのではないかと思い、”本を並べて売る仕事”をしながら、本のことを学べるのではと中規模書店のパート店員募集の広告を見て入社。

いろいろな店舗を経て、最終的には副店長になった。

のれん分け制度があり、最終的に自分で書店を立ち上げた。(30代)

当時書店は、安定的な商売とは言え、日常業務の連続で自分の意思も反映されにくく、次第に仕事がつまらなくなった。

先が見えてしまった。

40歳になって、書店の経営はもういいだろう、と思い、「サラリーマンでもやるか」と、新聞の求人広告を見て入社したのが通販関連の業界新聞を作っている会社だった。

40歳で中途採用、当時は手取りで年収が200万円台。

この時に、記者と営業の経験を重ねながら、通販の知識と人脈を深めていき、49歳の時に、ペンネームで通販の本を出した。

本格的に物書きをやりたかったので、会社を辞めてしまう。

その後、1-2か月の無収入の日々を経て、本を見た方からセミナー依頼の連絡があった。本をきっかけに、白羽の矢が立った。

このセミナーを皮切りに、通販導入実績を蓄えていき、独立後10年目で年収が1億に達した。

 

という方です。

 

お顔立ちからも相当厳しそうな方に見えますが、本を読んでみて、行動も相当ストイックなことをしてらっしゃることがわかりました。顔って出ますね。

 

1945年生まれでらっしゃるので、団塊世代ど真ん中の現在は(2019年)74歳。

 

 

 

著者;白川博司さんが伝えたいこと

 

「今の40代や50代の"若い人たち"には、50歳からの私の人生論が役に立つのではないか。それを残すこと、伝えることができるのではないか」と感じ、私が年収200万円台の世界から、1億円を稼げるようになるまでの間に、実際にやってきたこと、やっておけばよかったと感じたことを紹介する。このことは、後に続く人たちへの人生のヒントになると思っている。

 

いつまでも「人生の上り坂」を感じるようにするには、反対のことをすればいい。つまり、お金を稼いでいさえすれば社会から必要とされなくなることはない。

 

余命を楽しく生きる。

本書がそうした人生を送るきっかけになればいいと思っている。

 

一つ一つは簡単そうに見えても、全てをストイックにこなそうと思えば、相当の行動力が求められる。そのぐらいのことをしないと、結果は出せないと思う。

伝えていることを一つでも多く実行できるのであれば、上り坂の人生を実感できる。

難しいことをしなくてもいい。

高い能力が求められるわけでもない。

ただ、自分の強みを、それを必要としている人に届けるだけ。

そのために、向学心をもって毎日を過ごす。

無駄な時間はない。すべての時間を自分自身の成長に充てる。

それができれば、50歳から、もう一花咲かせることは、誰にでも可能。

 

今、74歳(2019年現在)の白川さんからしてみたら、51歳のわたしはまだ若いんだな。笑

 

起業すれば、あとまだ20年は働ける、これからの人生楽しく、生涯楽しく生きられる可能性はある、まだまだ頑張っていけると思えました。

 

ただ、やはり行動。

 

できるかできないか、というよりも、やるかやらないか。

 

わたしはやる。と言えることこそ、もしかしたら能力かもしれないですね。

 

もう、言ってしまおう。

 

今まで怠けていた自分と決別して。

 

わたしはやる!

 

 

 

50歳からの起業に向いている人

 

①何としても起業家(個人事業主)になりたい人。

起業家にはミッション(大義)が必要。

ミッションに対しては、厳しく、自己チェックをしていかなくてはいけない。

自分の強みが何なのか、だれに必要とされそうか、冷静に自己分析できる人。

会社の強みや、売ろうと思っている商品の強みがどこか、それが、どの層の消費者に必要とされるのか。

そこをきちんと分析できていれば、結果はついてくる。

 

②こまめに情報収集できる人。

自己分析のほかに、市場調査も必要。

将来性のある「ブルーオーシャン」を見つけることが大事。

ブルーオーシャンを見つけるためには、書籍を読んだり、専門知識を持っている人に会いに行ったりなど、情報を集めるための行動と努力が必要

情報収集をしたうえで、オンリーワン商品(サービス)を作ることも起業家には求められる。

 

楽天的に物事を考えられる人。

「なるようになるさ」と思える人。

 

④これからの人生を楽しめる人。

「これからの自分の人生最高」と思い込める人は、一人での起業に向いている。

今までの人生を見返してやるくらいの心意気があれば、多少の困難は簡単に乗り越えられる。

 

⑤自分のことを愛せる人。

自分のことを徹底的に好きになれる人は起業に向いている。

個人で起業する場合、起業した本人も商品。「あなた」から何かを買おうと思ってお客さんが来る。

 

⑥健康管理できる人。

 

⑦方向転換のできる人。

起業することが目的ではなく、稼ぎながら50代からの人生を楽しむことが目的。別の道がないか、模索できるぐらいの余裕が欲しい。

 

起業した後、挫折をしそうな時にも役に立ちそうなことだと思いました。

 

起業、ということを意識しただけでも、考え方がレベルアップしたような気がします。(←行動してないのに満足してはダメだな…笑)

 

自分の価値を冷静に分析してみる。

強みを磨く。そして、周りを見渡して自分の持っているオンリーワン商品を見つける。

自分を含めて、嘘偽りない自信を持った愛すべき商品を売る。

うまく行かないときも落ち込まない。

方向転換する勇気も持つ。

いつまでも働けるよう健康管理を欠かさない。

 

を、ストイックにやっていく。

大きな、流れらしきが見えてきました。

 

 

 

立ち止まらない

 

何かを始める時に本当に大事なのは第一歩を踏み出すこと。

第一歩が踏み出せたら、次は第二歩。

第二歩を踏み出せたら、その次は第三歩。

立ち止まらずに、先へ先へと歩みをすすめていくことが求められる。

 

「個人の力で生きていく」ということは、思うままに立ち振る舞う、立ち止まっている時間はない。

その歩みは遅くても、先へ先へと進んでいくことが必要。

 

「不安でたまらない気持ち」を追い払うのに欠かせないのが楽天主義

「何とかなるさ」と思い、そこから先に進んでいく。

 

楽天主義」を突き詰めていくと、「自分の時間を大切にする」という自己管理の考え方につながる。

自分の時間を、自分の思い通りに使う。

自分の時間を、自分のためだけに使う。

 

物事を考える基準は、自分を中心に考えること。

具体的に言うと「自分にとって得になるかどうか」

得になると思えばやり、得にならないと思えばやらない。

「やる・やらない」を自分で決められる、そこが個人の強み。

得にならないことを始めてしまうと、物事を楽天的に考えることができなくなってしまう。

仕事をするのが嫌だ、という感情が芽生えてしまう。

 

個人で仕事をする以上、自分のことがアピールできなければ評価されない。

収入も増やせない。これが現実。

自分のことをうまくアピールできるようになるためには、常に、学ぶ姿勢でいること。学ぶことを欠かさないこと。

自分自身のレベルアップを絶えず図るようにして、今の自分に満足しないようにすること。

 

学ぶ姿勢でいれば、仕事上不備があっても、「できなかった」「失敗した」という負の感情だけで終わらず、今まで知らなかったこと、見落としていたことに気づく、先に進めることになる。

 

何か社会に提供できるものがあると思って起業したはず。

だからこそ、常にレベルアップを図り、「自分はこれができます」という強みを盤石なものにしておいて欲しい。

むしろ「これしかできない」と強く思えるくらいになっていて欲しい。

 

やることは明確。「〇〇の世界」のことを「今」よりも極めること。

ありとあらゆる情報を集めて、整理して、マーケティングのことも勉強して、日々情報を更新して、知らないことはないようにする。

「今」に満足していたら、その先の成長は難しくなる。過信にもつながる。

「満足しない」ということは、立ち止まらないこと。

 

他人と自分を比べても、自分にとって得になることは何もない。

比較するのであれば、過去の自分自身。

昨日の自分よりも、今日の自分がどれだけ成長したのか。

どれだけ多くのことを学んだのか。

相対的な視点ではなく、絶対的な視点で考え、自分自身の能力を高める方向で考える。

 

クレームでいろいろ言われることもたくさんある。

でもマイナスなことばかり考えていたら、仕事をするのが嫌になって次に進めない。

「51%良いことがあれば勝ち。」というプラス思考(過半数論)で自分を奮い立たせるようする。

 

嫌なことは、すべて解消する。

 

能力外のことはできない。

できることしかやらないようにする。

できるかできないか、判断に迷うことがあったとして、無理に引き受けた結果できなかったとなると、マイナスの感情に引っ張られる。

できるかできないかをはっきりさせて、できることだけ受ける。

できないことを「できません」と言えるかどうか。

「できません」と言うほうが誠実。

 

「できないこと」が多ければ、自己嫌悪につながり、仕事の依頼も減ってしまう。

自分にできないことを代行することができる仲間を作ると、「チーム」で対応できる。

 

楽天的になり「前に進みやすくする」

前進を阻害する要因を残さない。

前進を阻害するような要因を作らない。

 

生涯、前進しながら成長する姿勢、というのはずっと目指してきましたが、まだまだ量が足りてないな、甘いな、と思いました。

 

具体的に、どんな時に立ち止まってしまうのか、立ち止まりそうな時どうやったら自分を奮い立たせられるのか、ということは、ここまで冷静に分析はできていなかったと思います。

 

今まで満足感がなかったのも、いつも足踏みしている感じがするのも、もしかしたらそんなところにあったのかもしれないな、と読んでまとめて、そう感じました。結構、過ぎ去ったことをくよくよ思い悩む方でした。

 

前へ、前へ行こう!

 

 

 

50歳からの個人企業で後悔しないための情報との付き合い方

 

個人で仕事をするにあたって、欠かせないのは仕事のテーマに関する情報収集。

絶えず新しいものを取り入れる姿勢。

情報を入れないということは、進歩しないということ。

立ち止まることにつながってしまう。

 

新聞や書籍を読むことは誰にでもできること。

でも、仕事に関する記事(文章)を切り抜いて整理している人となると急に数が減ってくる。

されにそれを、毎日続けている人となると、ごく少数になってくる。

 

セミナーでは「自分の知らない知識を早く教わろう」というのが一番の目的。

セミナーだと、講師の肉声を聞くので、頭に残りやすく、物事が分かりやすく理解できる。

 

人が働かない時こそ動いて、差をつけないといけない。

努力をしても報われないことが多い世界で、その努力すらしないのであれば、もう先が見えている。

 

フリーペーパー、カタログ、チラシなどのツールからも、いろいろなことが分析できる。

自分の仕事に関連する情報は、無料のものの中にもたくさん眠っている。

そういうものも貪欲に集める姿勢が必要。

 

朝から晩まで自分に関連する情報は、全て、自分のものにするようなスタンスが求められる。

情報が必要なのはどの業界でも一緒。

自分の仕事に役立つことはたくさんある。

 

気になる人には会って話を聞く。

一番大事なのは、会える会えないではなくて、会いに行くという努力までは自分でしないといけないこと。

やるべきことは単純。

ただ、やるか、やらないか、それだけ。

ここを思い切ってやらないと「普通」の域を抜け出すことができない。

 

情報収集とは、仕事に役に立つ情報を仕入れるということ、つまり仕事に関する勉強することと同じ。

 

自分のビジネスに対しての自己投資を月単位で考えないとどこかの時点で先細りになってしまう。

稼ぐためには何をするのか。

情報収集とは、稼ぎに繋げるものだと考えるようにして欲しい。

 

情報収集については、どの起業家さんの本にも書かれていること。

これもやっぱり、やる、か、やらないか。

情報も、とるだけではなく使うことが大事。

それをストイックにやる、が成功するコツ、これはわかっていることなんですよね。

 

学び、生かす。やるだけです。

 

 

 

情報発信について

 

集めた情報を発信して、アウトプットすることで、初めて価値が出る。

 

物を売るための通信販売系のチラシは実によく考えられていて、キャッチコピーから始まり、サブキャッチ、ボディコピー(本文)、そして締め(クロージング)まで、無駄なくコントロールされている。

「何が書かれているのか」はもちろん、「このお店(商品)では何をアピールしようとしているのか」「他店との違いをどう出そうとしているのか」「だれをターゲットにしているのか」などを研究すると、情報発信の力が増加する。

どういうパターン(=流れ=ストーリー)が心に残りやすいのか、わかってくる。

 

情報を集めたら、まず「書く」ことを意識。

書くことによって情報が反芻され、さらに整理される。

 

何か思いついたことや気づいたことがあると、すぐにメモする癖もついている。

メモしたことで「そのときに何を思ってメモしたのか」を忘れにくくなる。

 

一度、必ず、自分の中に入れる。

これは、情報発信の上での基本。

 

発信することを常に意識していると、情報との付き合い方も必然的に変わってくる。

自分の身の回りは情報にあふれていること、そして、自分にとって役立つ情報の多いことに気づく。

 

情報は、どの業界にとっても武器になる。

 

情報収集として本を読んだとしても、読みっぱなしなのと、読んだことをこうしてまとめておくのとでは残り方が違う、というのは実感しています。

 

いかに自分事として捉えて自分の行動に転用できるか、そこをやるか、やらないか。

 

 

 

人づきあい論

 

個人事業主とはいっても、自分一人の力で全てを回すことはできない。

人の力が必要。

ということは、自分の周りの人との関係を良好にしておかないと、いざというときにサポートしてもらえなくなる。

 

周りの人との関係をよい状態に保つには何をすればいいのか。

①人の悪口を言わない。

限りある時間。

人のことを悪く言うことに使うのはもったいない。

違うことに使ったほうが建設的。

②人には嫉妬しない。

③上から目線にならない。

姿かたちから見えるものやしぐさが派手になってくると気持ち事態もその方向に引っ張られてしまう。

その結果、行動も横柄になってしまう。

 

「月に100人、知り合いを増やす。(名刺交換する)」

せいぜいこのうちの3%の人たちとしかコアな関係(=仲間になったり、お客様になっていただいたり)を築けない。

 

月に100人、知り合いが増えれば、何らかの仕事が生まれる。

もしも「仕事がない」という壁にぶつかったなら、まず人脈を広げることから始めてみる。

 

セミナーがあれば積極的に参加してみる。

セミナー後の懇談会では、講師はもちろん、参加者とも名刺交換してみる。

  

異業種交流会でもいい。

自分の世界とは違った人と知り合いになることは、ある意味、刺激的なこと。  

 

気になる人に積極的に会いに行ってもいい。

 

とにかく「動く」こと。

 

「自分が接する人は味方」と思い込む方が気楽(楽天的)になれる。

 

ビジネス上では、「味方」と「無縁な人」。「味方」と「敵」ではない。 

 

自分にとって意味がある人=味方。

「目的のために会ってる人(使える人)」

 

動く意味は「動いた結果として稼ぐこと」になるので稼ぎに繋がらないようなことはしない。

友達として会うわけではなく、ビジネスのため会ってる時間では、無駄話は一切しない。

 

人脈を広げる、というところは、今の仕事では意識したことがなかったので、正直不安です。

 

ここは今の時点では、かなり甘く考えているなーって思います。

 

要考慮。

 

 

 

50歳からの個人起業で身につけておきたい考え方

 

365日営業日

「私には休日はない」と思い込むところからスタート。

基本どの日にも仕事を入れる。

起業家にとって売り上げのない日は死んでる日。こうして生きる意味を探すために生きている。

 

自分の行動を数値化する

結果を出すために動いてるかどうかは、数値化しないとわからない。

⚫︎ 新聞は3回読み直す。& 必ず仕事に役立つ記事を2か所以上見つける。

⚫︎ 51%理論。

⚫︎ 毎月100人以上の人と名刺交換する。

⚫︎ お金(出費)は十円単位で考える。

⚫︎ 3人以上とは飲まない。& 2時間以上飲まない。

⚫︎ 商談は45分で決める。

⚫︎ 3%理論。

→量をこなした結果3%だけが自分に役立つ。

⚫︎ 120%理論。

→達成したい数値の120%を目標とする。

 

成功体験(=充足感)を捨てる。

過去の成功は自慢になる。

あの時はよかった、を捨てて、未来に進む。

成功に満足せず、より高い目標へ進む。

 

お金をシビアに考える。

1日に、必ずお金を生む作業(マネタイズ)をする。

1日動いた時間の中でお金を全く生まないということは自己否定。

1日生きた価値をお金に切り替えること。これを徹底する。

 

お金を減らさないことも考える。 

 

 

 

プル型営業

 

自分の価値を上げるには、プッシュ型よりプル型。

自分の価値を上げ、その価値に対してお客様が納得してお金を払う。これが理想。

 

世界中の人とつき合うわけにはいかない。私のことを必要としてくれる人の役に立てばいい、と考える。

 

価値を上げるのがブランディング。自分をどう高く売るか。

 

ひとりでどうやって勝つのか。自分の得意技がどこかということを徹底的に深掘りする。

 

相手からの見られ方を意識。見られる自分の磨き方。

見られる営業を追求するのが、ブランディング

 

自分には何ができるのか、自分にはどんな価値を提供できるのか、自分は何屋さんなのか、自分の強みが誰にとって役に立つのか、分かりやすく見せる。

 

ブランディング名刺を作る。作り方次第で自己をPRできる。 

 

書籍を出すのが最大のブランディング

著書を1冊でも持っていると、プル型営業に持って行きやすい。

 

そもそも、本のネタになるぐらいの事業、自分にならないと、起業してもその他大勢になる恐れがある。出版出来るぐらいの社会的意義と特徴ある能力は必要。

 

最終的に「起業する=著書を出す」というルールにしておいてもいい。

 

 

生涯現役であるため、今から準備しておくこと

 

最低でも、3年ぐらいの準備期間が必要。

 

1年め→自分自身の分析

自分の強みと弱みの理解業界分析など。

 

"自己分析"

自分は何が出来るか。

簡潔にわかりやすく。

5つ言い切る。

今までの実績(キャリア)を見直し、その中で「自分には何が出来るのか」を分析。

自分が無理なくできそうなことを20項目ぐらい、箇条書きで挙げる。

20項目を半分の10項目に。

さらに最終的に5項目に。

残った5項目がコアな強み。そこで勝負出来るか考える。

 

"他者分析(業界分析)"

強みが世間一般に通用するかどうか。

同業他社の中で、どう立ち回れるか(=優位性があるか)を冷静に考える。

自分の強み(あるいはキャリア)が通用しそうな業界がブルーオーシャンかどうか。

自分の強みが誰に対して効果的か。

 

2年め→具体的な行動。

情報収集や情報発信、人脈形成など。

 

"強みを維持する"

自分の強みがわかったら、綻びないようにしておく。

知らないことがないようにしてしておく。

不足しているものを積極的に勉強することは、起業後もずっと必要。

 

"人脈を広げておく"

起業後に役立つような人脈を形成しておく。

自分が関連する業界の団体や協会に入る。

  

3年め→準備の総仕上げ。

必要な営業ツールを作る、週末だけ起業してみる。

 

"副業のススメ"

本格的な始動の前に、テストマーケティング(テストセールス)を行う。

週末だけでも起業してみて、手応えが感じられる練習期間を作る。

この期間に、「何を」「誰に」が自分の想定と合っていたかどうか、勝負するマーケティングで値決めが妥当かどうか、など、軌道修正が必要なこともある。

買いやすい(売りやすい)自分を作る。

絞り込んで、何屋さんなのかを一発でわからせる。

「消費者の立場に立って、買いやすいように仕向けることが大事」を意識する。ターゲットを明確にする。

1時間いくら、は、買う立場から見れば買いやすい。

自分が何屋さんなのかをPRする媒体が必要。

どの媒体であっても、定期的に更新するのが重要。

更新する頻度を決定して、必ずそれを守る。

書く内容は、強み(業務)にまつわるもの。うんちくでも、自分で収集した情報をわかりやすくまとめたものでも。

定期的に更新する=信頼に繋がる。

 

向学心を持ちながら、毎日、情報収集をして、定期的に情報発信をして、毎月100人の人に合っていれば、何らかの仕事は生まれる。

あとは、一度つながったお客様(クライアント)を、緊張感をもって大事にしていけば、もう一花咲かせるレベルの生活は、誰にでもできる。 

 

50歳からの起業を考えた時、起業家にとって一番大事なものは、

「強い思い」と、

数字(目標)を文章化(見える化)すること。

具体的に言うと、ミッション(使命)であり、ビジョン(未来予測)。

 

自分自身をエッジ化し、ブルーオーシャンの市場商品を見つけ出し、そこにソーシャル性(社会的大義)を持ち込むことで差別化と使命を一体化し、成功へと導く。

これが、起業家が目指すべきところ。 

 

人間(起業家)にとって最も大切なことの一つとして、次世代を育て、次世代に自分のノウハウや人脈などの財産を継承させていくこと。

死ぬまでに、経験や知恵やお金を使い切ってしまうことでもある。

 

文章にあるように、ご自分の体験である知的財産を使い切ってしまうように執筆された本でした。

著者の白川さんが起業された時代と今とでは、違うこともたくさんあると思います。

起業について、心構えから何から、全くわからないわたしにとっては、勉強になることだらけの本でした。

 

いやー、ほんとにこの本よかった!!!!