良い本を読んで糧にしたい。
読書で学んだことを行動に落とし込みたい。
読書という体験に対する願いです。
つい最近まで、読書ノートを書きながら、著者さんからのメッセージ、ひとつも取りこぼさないぞ!!と本を読んでいました。
書くという作業は、書いてあることを理解するのには、一番いい方法だと思ってます。理解に時間がかかってしまうわたしは向いてます。
でも。
効率が悪いんですよね。。
1冊の本を読むのに何日もかかってしまいます。
読み終わるまでにモチベーションが下がってしまうこともあります。。(最後まで読みきれない。。)
0秒思考のスピード感が良かったので、赤羽さんの読書法、について知りたいな、と思ってこの本読んでみました。
攻めの読書
本書で提案したいのは、「受け身」から「攻め」の読書スタイルに変える、ということ。
赤羽さんがおっしゃっている「攻めの読書」とは、本をいかに自分の仕事や成長に生かしていけるか、という読み方が大事だ、冊数ではない、というところです。
では、「受け身の読書」って?
「時間がなくて読めない」というのは、時間に対して受け身になっている証拠。
「本はいいものだから、何冊読んでもいい」とダラダラ読んでしまう人。
ベストセラーばかり読む人。
本を読んで「へえ」で終わってしまう人。
受け身でいては、読書がなかなか自分のものになりません。
自分と読書の良い関係を考えるには、「本に対して受け身にならないこと」。
「本を読んでいればいい」から、仕事や人生に役立つよう「戦略的に、攻めとして読む」ことへ、大きな転換を図る必要がある。
と、書いてありました。
じゃーどうやって効率的、かつ、確実に、「行動」につなげるのか、知りたいですよね。
「攻めの読書」、どうやって自分の目標達成のために読書を生かして行くか、学べたことをまとめておきたいと思います。
行動に繋がらなければ読む量を落とす
本当に差がつくのは、本をいかに自分の仕事や成長に生かしているか、ということ。
一定水準までは本を読むべきだと思うが、それを超えた後は、本を読むことを制限して、むしろ「行動」に繋げることが大事。
きちんと「行動」にまでつなげる読書ができるようになれば、たとえ、1週間・1か月に1冊だとしても、そのほうが価値は高い。
大事なのは、「読んだこと」を、仕事や生活など、今後の自分に生かすこと。手にした1冊を自分を変えるきっかけにできれば、100冊読んで何も変わらない人より、早く良い結果を出せるのは言うまでもない。
〇〇についての本を15冊
新しい分野を担当するたびに書店に行って15冊ほど買い込み、数日で読むのが習慣。新たなクライアントとの仕事で結果を出すためには、短期間に基本知識を全部身につけておく必要があるから。
読む前に、ある程度のねらいは頭に入っている。そこで、本を読みながら、関係しそうなページに片っ端から付箋を貼っていく。そして、プロジェクトを進める上で、ときどき参照。ねらいを持って読んでいくと、頭の中も整理され、クライアントの前でも、充分にその業界について話ができるようになる。
新しい仕事・分野に取り組む場合、また、営業やコンサル的な仕事をされている方は顧客が決まったところで、すぐ10~15冊ほど、その相手の業種や仕事に関する本を読んでおく。
ざっと見て、「これは大事かな」と思うところに付箋を立てておくだけでも、そのあとはだいぶ違ってくる。
アサインされた仕事に必要だと思われる本を片っ端から読んで、必要と思われるところにどんどん付箋をつけ、現場で該当する場面に出会ったら、そこを確認する。
こうして本と現場で知識を往復させ、より「使える」知識として身につけていった。
本以外からの情報収集
普段から意識して情報収集の時間をとると、本に対する感度が非常に高くなる。
関心のある分野の記事を漏らさず見るには、Googleアラートが一番おすすめ。
関心のある分野のキーワードを登録しておくと、自分の指定した時間にそのキーワードが入った記事が全部送られてくる。
問題意識と関心を持つようになると、情報も目に入りやすくなり、関連記事を読む中でそういった分野の本に目が行くようになる。
自分が読むべき本を見つけるには、自分が5年後にどうなっていたいのか目標を立て、そこから遡って考える必要がある。
5年後にどうなっていたいのかの目標を立てることで、どういう本を読むべきかかなりはっきり見えてくる。そういった本を数冊読むと、自分の中で、今後どうしていくべきかという仮説がよりはっきり見える。それにより、さらに読み進めたり、あるいは方向を少し修正したりできる。
Googleアラートの機能は、初めて知りました。なかなか時代に追いつけませんね。。
さっそくキーワードを登録しようと思ったんですが、はじめは登録したいキーワードが出てこない。。
でもだんだんと軽い気持ちで次々と登録できるようになって、すごい!!と思うような記事にも巡り合うことができました。
アウトプットの勧め
読んだ直後に「0秒思考」でメモを数ページ書くことは非常に良い。
書く内容としては、本を読んで感じたこと、驚いたこと、読んで自分もこうしようと思ったことなど。
本によっては、メモが2-3ページ、あるいは7-8ページになる場合もある。
この書き方であれば、読書のスピードを全く落とさず、読了後に2-3分、あるいは7-8分かけるだけで、頭が大いに整理される。
メモを書く際のポイント
①頭に浮かぶまま、言葉を選ばず吟味せず、そのまま書く。
②メモを書く際、本の該当ページを探すと時間がかかるので、あえて何も見ずに書く。
③1ページ1分で書ききれない場合でも、せいぜい1分半ぐらいでさっと書き留める。
④メモのタイトルは思いつく順、頭に浮かぶ順に書く。
⑤数ページ書いたら机の上に並べる。
⑥書いたメモはクリアフォルダにそのまま入れる→3か月後見返してさっと目を通し、6か月後もう1度確認。6か月後に読むときには、本で学んだこと、実践してみたいと思ったことなどが、頭の中で咀嚼できており、問題意識も深まっている
わたしもこのブログは、0秒思考メモをやって心に留まっていた順にまとめました。
本を読んでる間は、ラインを引く程度で、一気に読みました。(読むのは遅いので、休日2時間半ぐらい費やしました。。)
このブログに書いたことは、自分がこの本で刺さったことから印象の強い順です。(さすがに引用部分は、読み返しました。。)
これが今の自分に必要な情報の量で、学べたところです。
またタイミングが違えば、違った部分の印象が残るかもしれません。
一気に集中して読んで、一気にメモをする。。これで十分に自分がやっていた今までの読書ノート方式は、なんて未練がましいものだったろう。。
言葉を選ばず吟味せず、各行の順序も、まったく気にせずに書いても、ほとんどの場合、適切な内容、適切な順序になります。
著者の赤羽さんも本の中で、このようにおっしゃってました。
同じ本の書評 ベスト3
同じ本を読んだ感想を、ネットで見つけてベスト3として勝手にリンクしました。同じ本を読んでも感想は人それぞれなので、おもしろいです。
本日は以上です~